米みそと赤みそを合わせた「合わせ味噌」になります。
因みに本州は米みそ文化、九州は麦味噌文化。
府中市はその中間点に当たることから合わせ味噌が始まったとも言われます。
原材料 | 大豆(カナダ・遺伝子組み換えでない)、米(国産)、大麦(国産)、食塩、調味料(アミノ酸等) |
内容量 | 500、750g |
生産地 | 広島県府中市 |
米みそのふっくらした味と赤みその深い味をあわせたオールマイティな味
米みその甘酸っぱくまろやかな味わいと、赤味噌の濃く深みのある味わいを融合させています。だれからも好かれる味わいが人気です。
備後地域ならでは、九州の麦みそ、関西より西の米みそ文化を融合させたおみそです
備後地域は麦みそと米みそを混合させた「合わせみそ」の文化が古くよりあります。これは、九州地域、関西地域の中間地点に府中味噌のある備後地域があったことに起因します。府中味噌は関西と九州地域に向けて米みそ・麦みそを作って届けていた経緯があり、「合わせみそ」が作り続けられています。
米みその米は岡山、山口、広島県産の米を使用し米麹菌は短米種を使い、上品でスッキリとした甘さ
米みそのお米は国産の中でも短米種を使っています。
麦みそは佐賀県産の大麦を使用しています。食塩はあえて並塩を使用
佐賀の地で育った大麦を大麦麹に育てた後、145年以上経った杉樽に仕込みます。杉樽の内側には旨味成分が結晶化(チロシン)していて、みそにしっかりと旨味を加えています。
米みそは、一度熟成を終えたみそにもう一度米麹を足しています(追い麹)
はじめに仕込んだときに、麹の力により発行が進み、酸性側の味(若干の酸味)を形成し、その4.5ヶ月後に追い麹(2度目の麹投入)で甘さを足しています。この追い麹を行うことで、糖化が更に進み甘みと旨味が加わります。塩分が少なくても味わい深い理由はここにあります。
米みそと麦みそを混合させる際に、一気に温度を上げて、一気に冷ますことで旨味を閉じ込めます
合わせみそは加温しながら混合させる必要性がありますが、通常は加温すると、香りが飛んでしまいます。しかし、当製品は急激に冷却を行い、香りや味わいを損なわないようにしています。